新宿はいつ行っても人があふれている。
鍼に関する研究は大学などでも行われおりその成果はもちろん進んでいます。
そして私自身も臨床を通じて研究や経験の上により良い治療補を模索しています。
鍼は腰痛・頚部痛、神経痛など慢性化する可能性の高い症状に対して効果があります。
また緊張性頭痛を緩和し偏頭痛の予防効果もあります。
鍼治療は慢性的な痛みがある方の治療の選択肢になります。
でも痛くなったら慢性化する前に治療しに来てくださいね。

まどろむプー
鍼灸治療は速効性があります。
ですがすぐに効果を出すことがいつも良いこととは限りません。
身体には現状を維持しようとする力が働いています。
それを鍼治療によって急激に変化させるとかえって身体の不調を招いてしまうことにもなりかねません。
そこで少しずつ悪い状態で維持しようとしている身体を正常な方向に変化させていかなくてはなりません。
絶妙なバランスで成り立っている身体の状態を変化させることはバランスをいったん崩すことになるので少しずつバランスを変化させていくことになります。
ですのですぐに効果が出ないと治療をやめてしまうのはもったいないです。
効果を出すには通って頂き治療を重ねていく必要があります。
一回一回の改善は少なくてもそれを続けていくことによって大きな変化となり症状が経過して楽になっていきます。
必要な回数はその方の症状や程度により違いますが続けて治療してください。
六本木ミッドタウン横にある公園の小さな噴水。
速いシャッタースピードで水の動きを止めました。
一瞬たりとも同じ形をしていない水の流れ、写真で瞬間を止めると不思議な形をしています。
当院独自の矯正法
身体はどこか一ヵ所単独で動いているのではなくて各部が連動して動いています。
どこかの動きが悪い、痛みがあるという症状の原因がそこにないときもあるんです。
意外なところに意外な症状が出る。
そんなことも珍しくありません。
その原因を探して矯正してあげる。
身体が正常化され痛みが取れるとともに動きも楽になる。
どこか痛みがあったらそこだけではなく全身を診なくてはなりません。
そして全体のバランスを整えていく。
どこか具合が悪く姿勢が悪かったりするとバランスが崩れ不調の原因につながります。
身体のバランスが正常化されると固まっていた筋肉や関節が緩み循環が良くなって良い方へ身体自身が変化していきます。
先日六本木ミッドタウンに行った時初めてビルをぐるっと回ってみました。
木々は黄色い葉がちらほらと言ったところ
レストランのテラス席では心地の良い陽気もあって楽しそうに食事をする人も。
鍼治療したことのない方へ
鍼と聞いて思い浮かべるのはまず注射針ですか?
そして注射の時の「チクッ」とした痛みではないでしょうか。
注射用の針は注射液を注入する関係上パイプになっています。
そのパイプを斜めに切り尖らせたものが注射針です。
ですから先は尖った形状ではなく組織を切り裂くナイフのようになっています。
それに対して鍼灸治療に使う鍼は一本の棒の先を尖らせたもの。
パイプを切った注射針と違い先端は松葉状になっていて尖っています。
この先端が組織を傷つけずに皮膚の中に入っていくので痛みなく刺入することが可能となっています。
中国から伝来した鍼ですが日本に伝わってからは日本独自の進化を遂げ鍼管を使って痛みのない治療法を追求してきました。
経験した方は「痛くなかった」という感想を頂きます。
一度痛くない治療とその効果を実感して頂きたいです。
その痛み我慢しないですぐに治療してみませんか。
ビルに沿って植えられている木。
日が当たって陰影が綺麗に出ています。
その陰影を白黒で。
鍼治療は痛くないのか。
基本的には痛くありません。
ただ希に痛点に当たったりすると「チクッ」とした鍼を刺したときの痛みを感じることがあります。
そして皮膚を通過すれば痛みを感じることはありません。
深いところを刺したときに感じるのは「「響き」と言われる鍼特有の感覚です。
普段感じることのない感覚ですので初めて鍼治療を受けられた人の中には驚かれる方もいらっしゃいます。
これは「得気」と言って鍼を刺したことにより身体が反応し「ズーンと重くなる」「少ししびれた」感じがします。
「得気」と言われるとおりこの響きによって「気」が得られるので治療効果は現れやすくなります。
当院では初めての方や響きが苦手な方には響かないように鍼を刺しています。