浅草

昨日は撮影に浅草まで行ってきました。
外国人も多く賑わっていましたね。
今まで浅草寺しか行ったことがなかったのですが今回その周辺も歩いて街並みを見ることができ楽しかった。
初めて花やしきの方も行きました。
みんなマスクはしているもの活気はコロナ前に戻ったかのよう。
浅草界隈を歩いて待乳山聖天まで行きその後スカイツリーまで散歩することに。
墨田川の畔を歩き川を渡り公園を横切って川沿いのカフェで一休み。
スカイツリーの下にあるソラマチで弁当を買って帰りました。
まだまだ東京にも歩いてみたい街並みがあります。
次はどこへ行こうか。

ワクチン

近くの公園にて。
綺麗な紫色ですね。

インフルエンザワクチンを接種してきた。
小学校低学年の頃インフルエンザワクチンで具合が悪くなりそれ以降小学校でも接種を免除されてきた。
そのこともあり一昨年までワクチンを接種したことがなかったが幸いにもこれまでインフルエンザにかかることなく過ごしてきた。
ちょっと怖さはあったが去年インフルエンザワクチンの接種を受けてなんともなかったので今年も受けてきた。
コロナワクチンの時のように具合が悪くなることもなく問題なく過ごしている。
コロナワクチンも次回で5回目。
これも毎年打つようになるんだろうな。

ツボ

銀座。
人はそれぞれ違う環境で違う家に暮らし違う生活をしている。
この家に住んでいる人はどんな暮らしをしているんだろう。
こういう風景を見つけると人の暮らしをちょっと垣間見た感じがする。
今月もあと十日。
すぐに年末になってしまう。
これから気ぜわしくなってくる。

ツボ。
鍼灸治療ではツボというものを使います。
ツボってなあに。
以前にも書いた「気」が経絡を通って人の身体を巡っています。
その「気」の出入り口が「ツボ」と呼ばれるところです。
ツボはだいたい一年の日数と同じ位あり体中に点在しています。
このツボに鍼を刺すことによって「気」を調整することができ体調を整えたり病を治したりすることができるのです。
悪いものが分かっていてそれを取り除けば良くなる手術が有効なものや、感染症などのように原因が明らかなものは西洋医学が有効ですが西洋医学で解明できないような原因不明の症状などは鍼治療の出番です。
WHOでは適応疾患を定めておりそれらの疾患に対して鍼が有効であると認めています。

置鍼

ビルの向こう側

開業して間もない頃の話です。
その方は頚肩背中が辛いと言うことで病院にも何か内臓の病気がないかを調べてもらいに何度も行ってみたとのことでした。
でも検査では異常が見つからず。
でも症状は相変わらずで辛い毎日を送っているようでした。
そこで鍼治療というものを知人から聞いてわらにもすがる気持ちでいらしたとのことでした。
診てみると頚から背中にかけてガチガチ。
鍼治療をお勧めしました。
そしてその方は初めての鍼治療を行うことに。
数ヶ所に刺鍼をしてしばらくそのままにする置鍼をしました。
するとさっきまでガチガチだった頚背中が嘘のように緩んでいます。
本人に伺うとうんと楽になったとのこと。
その後数回の治療で殆ど症状はなくなり快適な生活を送れているようでした。
そして身体のメンテナンスのため定期的に通って頂き健康を維持されていました。

頚肩

花弁

頚肩の痛みを訴える人は多い。
頚や肩の痛み、コリを訴える人は多いですね。
原因は様々であるが最近多いのはやはりスマホのやり過ぎ。
下を向いてスマホをジーッと見つめ続けることにより頸肩の筋肉が極度の緊張状態になり固くなって痛みが出てきてしまう。
鍼や矯正などの治療で改善するのであるが長時間スマホを使うという生活習慣を改善しないと症状はなかなか良くならないし、せっかく改善してもまた悪化してしまう。
スマホを完全に手放すのは難しいと思いますがスマホを見る時間や診る姿勢を直すことによって再悪化を防ぐことがある程度できます。
また上記のことにも関係しますがストレートネックによる頸肩の症状も多いですね。
持って生まれた背骨の形態もありますが悪い姿勢をとり続けるとその姿勢に固まってしまいいろいろな悪影響が出てきます。
意識して姿勢を正し快適な日常生活を送りましょう。

最近は地下深くの駅も多くなった。
そんな駅へ降りるには長いエスカレーターに乗ります。

東洋医学に気という考え方があります。
気には通り道があり体中を駆け巡っています。
これが滞ると気が病むと書いて病気になるわけですね。
また気の通り道にはツボと呼ばれる気が表面に現れている場所があります。
気が乱れるとツボに何かしらの異変が現れます。
そして気は五臓六腑と結びついて内蔵の異常が身体表面の変化として現れることが分かっています。
その体表上の異常に対して適切な鍼治療を施していくとそれに対応する内臓の異常を調整できるのです。
これは目的の臓器から離れたところに現れることも多く例えば胃に対するツボとして膝の下にある足三里などが良い例ですね。
鍼治療は東洋医学だけにとらわれず鍼で刺激した筋肉の緊張が解けるなど西洋医学的にも用いることができます。

免疫

六本木
彫刻家・安田侃(やすだかん)さんの作品「意心帰」
天井がガラス張りとなっていて差し込む光で優しく照らされています。

コロナに対する行動制限はかなり緩くなりましたがまだ陽性者数はあまり減りませんね。
そんなコロナに対してもそうですが私たちの身体の中では侵入してきた病原菌やウイルスと日夜戦っています。
この免疫機能のおかげで我々は元気で暮らせています。
白血球やリンパ球などが侵入してきた細菌やウイルスを食べてしまい身体に害を及ぼすことを防いでいます。
細菌が侵入すると血管が拡張し白血球が集まり易くし、発熱することによってその活動を活発化して外敵をやっつけます。
そこで鍼治療はどんな効果があるのでしょう。
鍼を刺すと循環が良くなり白血球も増えます。
また鍼を刺すことによって白血球そのものも増えます。
そして自律神経のバランスを整えることによってリンパ球も増えます。
ですので鍼を刺すと免疫機能が上がるのですね。
鍼治療をしている方が痛みが軽快するだけでなく体調が良くなった、風邪をひきにくくなったなど副次的良い効果が出るのもうなずけますね。

無理

赤い花シリーズ

昔無理な要望をする人がいた。
その人は足の骨が曲がっているから治してくれと言ってきた。
確かにほんのわずか脛骨が曲がっているようだったが生活に支障があるような大きな曲がりではないし見た目でも全くわからない。
それでもその方は何とか真っ直ぐにしてくれと強く訴えてくる。
曲がっている骨そのものを治すことはできないし、丁寧にお断りをしているのだがなかなか納得してもらえない。
忙しい時間帯だったので待合室には多くの患者さんにお待ち頂いている。
なんだかんだでお帰り頂くまで40分位かかった。
いまだに何をして欲しかったのか分からない。

持続

葉っぱは少しずつですが色づいてきています。

鍼治療の効果はどのくらい続くのでしょうか。
初めて鍼治療をしたとき数日間は良かったのにまた元に戻ったと言われることがあります。
鍼治療は一回で完治するものではなく継続的に治療をしていく必要があります。
初めて鍼治療を受けた方はまだ鍼になれていないため身体の反応は良く出るのですが、身体自身が悪い状態である現状を維持しようとする力が働きますのでまた元の辛い状態に戻ろうとします。
それを良い方向に動かしてあげるため元に戻らないうちに次の治療でさらに良い状態の方へ変化させていく必要があります。
この変化を繰り返し良い状態を身体が維持しようとするまで続けます。
ですので治療を開始したての頃は週に2~3回来て頂くことが基本となります。
そして良い状態で身体が維持できるようになればそう簡単に悪い状態に変化しませんので週に一回から月に1~3回程度の治療で良い状態が保てるでしょう。
そして日常生活でも悪くなる原因を取り除くことによって再発を防ぐことができます。

協力

ラウレア
9月で三歳になりました。
少し落ち着いてきた感じ。
おもちゃで遊ばなくなりました。
もうおもちゃは卒業かな。

治すという行為。
それは我々と患者さんが共同で行う作業です。
ですので患者さん自身が治そうとしない方、最初から諦めている方は治療が難しいですね。
言い訳ばかりで養生をしない。
「患部を動かさないようにしてくださいね」とお願いしても「家事があるのでそういうわけにはいかない」などの言い訳。
「部活を休めない」と無理をする。
固定が必要なのにそれを拒否する方もいらっしゃいます。
患者さん本人の協力がないと治るものも治らなくなってしまいます。
そして何より通院して頂かないと治療ができません。
忙しさを言い訳に治療をおろそかにしていると治らないどころか悪化することも考えられます。
そしていよいよどうにもならなくなってから来院する方もいらっしゃいます。
そうなると治すのも時間がかかりますし結果的に仕事などに支障が出る期間も長くなってしまいます。
どんな傷病でもそうですが早期治療が早期治癒につながります。
我慢してないですぐに治療に行きましょう。