一回目

秋の優しい日差しを浴びるルリマツリ

身体の鍼も美容鍼も1回やっただけで楽になったと言って頂けることも多くあります。
美容鍼では「スッキリした」「目の前が明るくなった」などの感想を頂きます。
身体の鍼では「痛みが減った」「身体が軽くなった」「動きやすくなった」など一回目で身体の変化を感じて頂けることが多いですね。
このように1回の治療で大きく改善することもあります。
しかし身体の変化はいきなり大きく動かないこともありますので治療を継続することによって少しの変化を積み重ねて大きな変化を待つということになります。
ですので継続して治療を行うことが大事なのですね。

鍼の種類

近くの公園で。
チロリアンランプ。

今は髪の毛ほどの鍼を使い痛みなく治療を受けられる。
しかも日本独自で発達した鍼管を使った方法で鍼を刺す瞬間も殆ど痛みはない。
発祥の地である中国では太い鍼を鍼管を使わずに刺すので正直言って日本ほど痛みに配慮してなさそうです。
日本人は知恵と工夫でなるべく痛くない鍼の方法を編み出したのだ。
鍼の歴史は非常に長い。
今では髪の毛ほどの鍼をしかも先端は極限まで尖らせて作ることができる。
昔の技術はそんなに精緻なものを作ることなどできなかったと思われるので刺すときは痛かったに違いない。
今使用される鍼の断面は真円であるが鍼の歴史の中ではいろいろな断面の鍼があった。
ナイフのような断面や三角形の断面などいろいろな種類がある。
鋒鍼(ほうしん)、饞鍼(ざんしん)、鈹鍼(ひしん)
毫鍼(ごうしん)、長鍼(ちょうしん)、大鍼(だいしん)
円鍼(えんしん)、鍉鍼(ていしん)などがあり
今一般的に使われているのが毫鍼です。
当院で使っているのは鍼の長さが5センチほどですがさらに長い長鍼というのもあります。
身体の奥深くに届かせるには15センチほどまである鍼を使うこともあります。

今年のうちに

なんていう花だか分からないが赤い花弁に黄色い蕊とカラフルな色が目を引きます。

ハロウィンも終わりこれからクリスマスに向けての準備が始まっていくと思います。
そして明日は文化の日。
「自由と平和を愛し、文化をすすめる」日だそうです。
世界的に見ると最近何かと自由と平和を脅かす出来事が多くなっているのが気がかりです。
今年もあと2ヶ月。
残りの日々も頑張り今年も良かったなと言える年にしたいと思います。
そして皆さんも今年の不調は今年のうちに治して爽やかな気持ちで新年を迎えるため痛いところや辛いところがあったら我慢していないですぐに治療を始めましょう。

姿勢

秋の日差しは柔らかい

立つ、座る、寝る。
鍼治療を受けるときは基本的に寝て治療をすることが多いです。
臥位は休息姿勢なので身体の機能を押さえてリラックスします。
時には座位などの活動姿勢で鍼を打つ必要があるときもありますがだいたい腹臥位(うつ伏せ)や仰臥位(仰向け)などの横になった姿勢で鍼をします。
その状態で鍼を打つと筋肉も緩んでいますし神経もリラックスしていますので痛みなく鍼を打ちやすくなります。
そして痛みのない鍼刺激が身体の神経に作用して身体の治癒力を増進し固くなっていた組織も緩みさらに神経の緊張もほぐします。
力の入った固い筋肉には鍼は刺さりません。
リラックスして治療を受けて頂くことが痛みなくそして鍼の効果も高くなる秘結です。

ハロウィン

昨日は映画を見に池袋へ。
人混みはコロナ前に戻ったようだ。
映画館前の広場ではアニメのイベントをやっていてコスプレをした人が多くいた。
そんな中を歩いてきたのだがコスプレをしている人をかき分けて歩くのはちょっと恥ずかしいような感じ。
私は関係ないんですよここ通っているだけだからねと心の中で言いながら通り抜けてきました。
今日はハロウィン。
ハロウィンはヨーロッパで始まりアメリカに渡りそして日本でも始まって伝わるたびに変化していき今では本来の祭りとは意味合いが大分違ったものになっているようです。
今年は制限のないハロウィンで渋谷では仮装をした人々でごった返すのでしょう。
テレビで見ているとみんな楽しそうですが韓国で悲惨な事故があったばかり。
無事終わってくれることを祈ってます。

保険

今日はプーの写真を。
昨日のラウレアとよく似ているように見えるかもしれません。
でも大きさも違うし顔は全然違います。

車の保険を更新した。
年間5千キロ弱しか走っていない。一月四百キロ強。一日平均14キロ弱。
そんなものだろう。
最近遠乗りもしていないし。
車の走行距離も4年間で2万キロだ。
すっかり買い物車となっている。
もっと乗りたーい。

暖かく

すまし顔のラウレア

寒くなりましたね。
もう暖房の季節です。
家の中ではストーブやエアコンを使っている方が多いと思いますがそれらでは上半身は暖かいのですが足下の温度が低い場合があります。
そんな時は扇風機などで部屋の空気をかき混ぜましょう。
当院ではエアコンとともに床暖房も併用しており下からポカポカと暖まるようになっています。
エアコンだけと違い上が暖まり下が寒いということがありません。
これからの季節冷えによる身体の不調も増えてきます。
対策はまずは温かくすること。
温かくというのはカイロなどで温めるのではなく自分自身の体温を奪われないようにして身体の温もりを逃がさないということです。
そして外気に触れないことで体表の温度を下げないようにします。
中には薄着をして部分的にカイロなどで温めている方も見受けられますがそれでは意味がありません。
今は軽くて薄くてそれでいて暖かいという素晴らしいウェアが売られていますので是非活用して暖かい冬を過ごしてください。
それでも不調が続くようでしたら鍼治療がお勧めです。

なるべく少なく

公園の木
夕暮れの街灯に照らされる。

昔ブラックジャックという漫画で鍼師が登場したことがある。
詳しくは忘れてしまったがその鍼師は悪いところを的確に見つけたった一本鍼を打っただけで治して去って行くという内容だったと思う。
鍼を一本打っただけで治る。
それが鍼の理想型だと思う。
私もそれを目指している。
患者さんは鍼をたくさん打ってもらうためじゃなく治してもらいに来ているので治療はなるべく少ない刺鍼で行うべきだと思うのだ。
鍼を刺すという身体に負担のかかることは少ない方が良いしそれで治るならそれに越したことはない。
今現在はまだ一本だけというわけではないが開業したての頃より確実に刺鍼の本数は減ってきている。
そして本数は減らしたが効果は開業当時より増しているという自負はある。
ですので当院ではたくさんは鍼を打ちません。

もうすぐ冬

公園
夕日に照らされて幹の陰影が美しい。

5回目のワクチン接種券が来た。
早速予約。
ファイザーを打てるようで良かった。
3回目にモデルナ打って熱出したからもうモデルナは打ちたくないのです。
一気に気温が下がりもう初冬?
あと約十日で立冬だからもうすぐ冬なんですね。
だんだん着るものが厚くなってきました。
冬物引っ張り出さないと。

コロナ後遺症

公園ではコスモスが咲き子供達が楽しそうに遊んでいる。

この約2年間コロナ禍で外出もままならず家に閉じこもるように過ごしていた方も多いのではないでしょうか。
最近はコロナ以前の日常を取り戻しつつありますがそれでもコロナ感染がなくなったわけではありません。
身近にも感染者が増えてきている状況です。
そこで心配なのはコロナ後遺症。
コロナと診断された方が疲労感・倦怠感、関節痛、筋肉痛、咳、喀痰、息切れ、胸痛、脱毛、記憶障害、集中力低下、頭痛、抑うつ、嗅覚障害、味覚障害、動悸、下痢、腹痛、睡眠障害、筋力低下などの症状が長引いて苦しんでいることが問題となっています。
これらの症状は発症原因が分かっていないため西洋医学では対症療法に限定されていて、なかなか根本的解決につながらないケースが多いようです。
こんな時は鍼が全身の神経のバランスを調整し免疫系、内分泌系、自律神経系の不調を改善して、また血流の改善によって循環器系にも作用してコロナ後遺症とされる数々の症状の回復に効果が見込めると考えています。
コロナ後遺症はまだ症例が少ないですが鍼も治療の選択肢に入れる価値があると考えます。
コロナ後遺症で悩んでいる方是非鍼治療も選択肢に入れてみてください。