近所の公園でも早い木は色づき始めている。
腰痛の時は姿勢が悪くなる。
痛みがあるとそこを庇うために患部に力のかからない姿勢を取ろうとします。
それで患部の痛みは軽減するのですが当然患部が負担するべき力は他の部分で補うことになりその部分が過負荷となり痛みが生じることもあります。
そこでまずは患部の痛みを取って正しい姿勢を取りやすくすることです。
鍼はそのために有効です。
鍼によりなるべく早く痛みを取ってあげて痛みのある部位以外の負担も素早く軽減し痛い部位が増えるのを防ぎます。

近くの公園で。
チロリアンランプ。
今は髪の毛ほどの鍼を使い痛みなく治療を受けられる。
しかも日本独自で発達した鍼管を使った方法で鍼を刺す瞬間も殆ど痛みはない。
発祥の地である中国では太い鍼を鍼管を使わずに刺すので正直言って日本ほど痛みに配慮してなさそうです。
日本人は知恵と工夫でなるべく痛くない鍼の方法を編み出したのだ。
鍼の歴史は非常に長い。
今では髪の毛ほどの鍼をしかも先端は極限まで尖らせて作ることができる。
昔の技術はそんなに精緻なものを作ることなどできなかったと思われるので刺すときは痛かったに違いない。
今使用される鍼の断面は真円であるが鍼の歴史の中ではいろいろな断面の鍼があった。
ナイフのような断面や三角形の断面などいろいろな種類がある。
鋒鍼(ほうしん)、饞鍼(ざんしん)、鈹鍼(ひしん)
毫鍼(ごうしん)、長鍼(ちょうしん)、大鍼(だいしん)
円鍼(えんしん)、鍉鍼(ていしん)などがあり
今一般的に使われているのが毫鍼です。
当院で使っているのは鍼の長さが5センチほどですがさらに長い長鍼というのもあります。
身体の奥深くに届かせるには15センチほどまである鍼を使うこともあります。
秋の日差しは柔らかい
立つ、座る、寝る。
鍼治療を受けるときは基本的に寝て治療をすることが多いです。
臥位は休息姿勢なので身体の機能を押さえてリラックスします。
時には座位などの活動姿勢で鍼を打つ必要があるときもありますがだいたい腹臥位(うつ伏せ)や仰臥位(仰向け)などの横になった姿勢で鍼をします。
その状態で鍼を打つと筋肉も緩んでいますし神経もリラックスしていますので痛みなく鍼を打ちやすくなります。
そして痛みのない鍼刺激が身体の神経に作用して身体の治癒力を増進し固くなっていた組織も緩みさらに神経の緊張もほぐします。
力の入った固い筋肉には鍼は刺さりません。
リラックスして治療を受けて頂くことが痛みなくそして鍼の効果も高くなる秘結です。
昨日は映画を見に池袋へ。
人混みはコロナ前に戻ったようだ。
映画館前の広場ではアニメのイベントをやっていてコスプレをした人が多くいた。
そんな中を歩いてきたのだがコスプレをしている人をかき分けて歩くのはちょっと恥ずかしいような感じ。
私は関係ないんですよここ通っているだけだからねと心の中で言いながら通り抜けてきました。
今日はハロウィン。
ハロウィンはヨーロッパで始まりアメリカに渡りそして日本でも始まって伝わるたびに変化していき今では本来の祭りとは意味合いが大分違ったものになっているようです。
今年は制限のないハロウィンで渋谷では仮装をした人々でごった返すのでしょう。
テレビで見ているとみんな楽しそうですが韓国で悲惨な事故があったばかり。
無事終わってくれることを祈ってます。